サラ金の審査で嘘をつくとどうなるの?

疑問

これからサラ金でお金を借りようと思っている方。審査に通るかドキドキしますよね。「もし審査に落ちたらどうしよう…」そんな不安を抱く方も少なくないと思います。申し込み自体は自己申告制であるため、嘘をつく、あるいは誇張したくなりますよね。今回はサラ金審査の際、嘘をついたらどうなるかご紹介します。


目次

サラ金の審査とは?

まず、サラ金審査の実態をご紹介します。サラ金は審査がどのように行われるか、またはチェックするポイントなどを公表することは決してありません。しかし、申し込み時に記入する項目や実際に働いている方への取材により多くのサラ金の審査情報が明るみになってきました。以下で、審査でチェックされる情報についてご紹介します。

住宅情報

住宅情報とサラ金の審査は一見関係のないように思われますが、返済能力をチェックする際に参照されます。住宅情報は主に住居形態や居住年数を重視。居住形態とは持ち家か借り家かどうかですが、サラ金の審査では持ち家が有利です。その理由は転居する可能性が低いから。返済不能状態に陥り逃げる方も稀にいるので、簡単に引っ越すことのできる借り家は審査で厳しく評価されることが多いです。居住年数は長ければ長いほど高評価。転居の可能性が低く見なされることと、持ち家の場合は住宅ローンを払い続けている実績が評価されます。住宅ローンは少なければ少ないほど、キャッシングに充てられる原資が多いと見なされるため評価は高いです。

本人情報

本人情報は、年齢や生年月日、家族構成などが挙げられます。審査に通りやすい年齢層は26~35歳です。20~25歳は若年層、36~60歳は高齢として分類され、審査に不利に働くことがあります。また、家族構成も審査には重要な項目なのです。最も有利なのは未婚。しかし、歳を重ねれば重ねるほど、既婚者が有利になることがあります。家族を養う必要がなく自由にお金が使えると思われがちですが、働く義務もなく引っ越しも簡単にできることが理由です。若い方であれば、働いている方は多いので未婚の方が有利なのです。それ以外にも扶養家族の人数や年齢も影響してきます。お子様が小さければ今後の教育費などで財源を確保する必要があるということ、人数が多ければ教育費が懸念されます。必ず悪影響を及ぼすわけではないですが、お子様の年齢を考え審査を受けるタイミングを図るのも一つの手かもしれないですね。

他社借り入れ状況

サラ金の審査で、他社借り入れ状況は重要な項目のひとつです。他社借り入れ状況が審査に通るか通らないかを左右するといっても過言ではありません。他社借り入れ状況では借り入れ件数、借り入れ金額がチェックされますが、審査では他社借り入れ件数が重要。3社以上から借り入れている場合は要注意です。借り入れ件数が多ければ多いほど、「1社からの希望する額を借りることができない、信用が薄い人」と見なされ、どの審査を受けてもマイナス評価になってしまうのです。現在利用していないキャッシングがあれば解約をするか、低金利のキャッシングにまとめるか検討してみましょう。

仕事情報

仕事情報では、職業、勤務先、年収がチェックされ、返済能力を確認されます。特に年収は審査において借り入れ件数と同じくらい重要な項目。総量規制の対象である消費者金融では利用限度額が年収の3分の1までと制限されているので、年収が低ければそれだけ借り入れ可能額も低くなります。しかし、審査に通ることを目的としているなら年収の額よりも毎月安定した額を得ているかが重視されます。そのため、現在無収入という方は、パートやアルバイトでもいいので毎月安定した収入を得るようにしましょう。


サラ金の審査で嘘をつきたくなる項目

サラ金の審査でチェックされる項目についてご説明しましたが、嘘をつきたくなる項目はありましたか?しかし、サラ金の審査で嘘をついても必ずばれます!キャッシング業者は申告した内容の証拠をとってから審査の回答を出します。

年収

年収は利用限度額にダイレクトに影響するもの。消費者金融で借り入れを行う際、希望額が借り入れできるくらいの年収を申告する方もいます。しかし、書類審査で収入証明書の提出を求められた際に正確な年収が把握され、嘘がばれることになります。収入証明書は、源泉徴収票や給与明細などが挙げられますが、さすがにこの書類を提出したら嘘はつけませんよね。

勤務先

名の知れた会社であれば返済能力が高く利用限度額も高く設定されるため、勤務先で嘘の情報を申告する方も稀にいます。しかし勤務先は在籍確認で必ずばれることになります。在籍確認は、申し込み者が申告した勤務先で現在も働いているかの確証をとるために行われますが、勤務先に直接電話をかけて確認をとるため嘘をついてもばれます。

他社借り入れ件数

他社借り入れ件数の嘘は個人信用情報機関での確認でばれます。個人信用情報機関は、申し込み者の過去のローン契約、現在の借り入れ状況、ブラックリスト登録の有無など、ローン・クレジットに関わる情報が全て管理されています。審査の際キャッシング業者は必ず信用情報を確認するため、借り入れ状況の嘘はばれるのです。


審査で嘘をついてもばれます!

サラ金の審査はスピーディーですが、申し込み情報の確証は必ず取ります。「少しくらい嘘をついてもいいだろう…」という甘い考えが、審査に落ちて借り入れできないという最悪の状況をもたらしかねません。サラ金は完ぺきな方を求めているわけではなく、できるだけ欠点の少ない方にお金を貸したいと考えています。審査では嘘はつかず真実を伝え、ご自身の身の丈にあったキャッシングを行いましょう。