クレジットカードを作ろうとお考えの方。クレジットカードは1枚あると便利ですが、審査に落ちるとカードを利用することはできません。クレジットカードのクレジットとは後払い、ツケ払いを意味します。キャッシングと似ている部分があり、一種の借金とも捉えられます。
そして審査の際にはサラ金の利用履歴が影響するのをご存知でしたか？今回はサラ金の利用履歴がクレジットカードの審査にどのように影響するのかをご紹介します。
目次
クレジットカードの審査とは？
クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があります。買い物の際にカードで支払いができるの機能をショッピング機能、サラ金と同じように現金の借り入れができるのをキャッシング機能と呼びます。
クレジットカードの利用条件は18歳以上
クレジットカードの審査の条件は18歳以上と定められており、20歳以上を条件としているサラ金に比べると年齢は寛容的です。そのため学生の方も所有していることが多いのです。
申し込み方法はサラ金と同様の3種類
クレジットカードの申し込み方法はサラ金と似ています。主に店頭申し込み、郵送申し込み、インターネット申し込みに対応しています。しかし、審査スピードはサラ金に比べると圧倒的に遅く、早くて数日、遅くて2週間かかります。今すぐお金が必要という方にとっては不便かもしれません。
クレジットカードの審査基準はサラ金に比べると厳しい
サラ金と比較すると、クレジットカードの審査基準は厳しいです。信用情報や返済能力に少しでも問題がある方は審査に通る可能性がグッと低くなるため注意しましょう。
サラ金の借り入れはクレジットカードの審査に影響する？
では、冒頭にお話ししたサラ金の借り入れ履歴がクレジットカードの審査にどのように影響するかご紹介します。
信用情報でサラ金からの借り入れ履歴があると不利になる
クレジットカードの審査では信用情報審査が行われますが、この際に過去にサラ金からの借り入れ履歴があると審査では不利になります。（サラ金の加盟している信用情報機関の詳細）サラ金の借り入れ履歴がある、あるいはあった場合は、1度はお金に困っていたという証。クレジットカードの審査では申し込み者の返済能力を確認し、毎月きちんと返済できるかどうかを確かめます。サラ金から借り入れを行っていたからと言って必ず審査に落ちることはありませんが、借り入れをしたことがない方に比べると不利に働くこともあるため注意が必要です。
信用情報に事故情報が登録されている
信用情報に事故情報が登録されているとはどのような状態を指すのでしょうか？具体的には過去の借り入れで延滞や債務整理などの問題を起こした場合に登録されます。ブラックリストに登録されていれば、クレジットカードはもちろん、あらゆるローンの契約を一切行うことができません。ご自身がブラックリストに登録されている場合は、ほぼ間違いなく審査に通ることはありませんので、申し込みを控えることをおすすめします。
借り入れ件数は重点的にチェックされる
現在もサラ金から借り入れを行っている場合、借り入れ件数によって審査に通るか通らないかが決まると言っても過言ではありません。先ほどサラ金から借り入れを行っている方は生活に困っているとお話をしましたが、1社からの借り入れで返済を問題なく行っていれば大きな支障がでることはありません。しかし、2～5社借り入れを行っていれば話は別です。それだけ生活に困っている、そして1社から希望額を借り入れできないほど信用がなく、返済能力も弱いと見なされます。
複数から借り入れを行っている方はおまとめローンを利用しましょう
借り入れ件数が2社以上ある方におすすめしたいのはおまとめローンです。おまとめローンとは、複数社からのキャッシングを1つの業者にまとめることを指します。
おまとめローンは、いくつも支払っていた利息を1つにまとめることができるため、返済額が減ることも多いのです。クレジットカードの審査を機に、サラ金からの借り入れも見直してみてはいかがでしょうか？
また、返済し終わったサラ金も解約を行っていなければ契約中と信用情報に登録され続けるため、利用していないサラ金があれば解約することをおすすめします。
サラ金の借り入れ履歴はいつまで残るの？
5年経てば借り入れ履歴は消える
サラ金の借り入れ履歴は5年間で消えます。そのため、複数社から借り入れてどうしようもない方は、5年経って利用履歴が消えるのを待ちましょう。安心して借り入れを行うためにも、今すぐにクレジットカードが必要なのかを改めて考え直し時間置いてから申し込みを行うことをおすすめします。
ブラックリストに登録されている場合は最長10年
ブラックリストは、短くて5年間、長くて10年間登録され続けます。その期間はどれだけ申し込みを行っても審査に通ることはありません。また、ご自身がブラックリストに登録されているのか、また登録されてからどのくらいの時期が絶ったのかを知りたい方は、個人信用情報機関に開示申請を行えば確認することができます。