サラ金の審査の際に、申し込み情報が正しい情報かどうかを確認するためにあらゆる方法で審査を行われます。その一つが書類審査です。公式サイトをご覧いただければお分かりいただけるように、必要書類を揃えられなければ審査を受けることができません。今回は必要書類とは具体的にどのようなものか、必要書類のどのような情報を確認されるのか、そして書類の提出方法についてご紹介します。
目次
・サラ金の申し込みに必要な書類は2種類
サラ金の申し込みに必要な書類は大きく分けて身分証明書と収入証明書の2種類です。
身分証明書
身分証明書とは本人確認書類です。一般的には運転免許証、パスポート、健康保険証、住民票、印鑑証明書のいずれかの提出が求められます。用意しやすいのは運転免許証、健康保険証、パスポートの3点です。外国人の方が審査を受ける場合は、特別永住証明書や在留カードの提出が求められます。一部の銀行カードローンでは、口座をお持ちの方は通帳を用意できれば身分証明書の提出が不要になることもあります。
転居したばかりで上記の身分証明書のいずれも、現住所と異なる情報が記載されている場合は半年以内の公共料金や社会保険の領収書、納税証明書なども併せて用意する必要があります。
収入証明書
収入証明書は、一定の返済能力があるかどうかを確かめるための証明になります。しかし審査を受ける全ての方に収入証明書の提出が求められるわけではありません。収入証明書は一定の金額を超えて借り入れを希望する方に対してのみ提出が求められるのです。金額のラインはサラ金によって異なります。
会社 | 収入証明書提出不要の金額 |
プロミス | 50万円 |
アコム | 50万円 |
アイフル | 50万円 |
SMBCモビット | 基本的に必要 |
しかし、サラ金の場合は総量規制の対象で利用限度額が年収の3分の1までと決められています。そのため、他社からの借り入れ金額が100万円を超える場合、収入証明書の提出が求められるので注意しましょう。SMBCモビットは、web完結申込を利用であれば電話確認が行われない分、収入証明書で勤務先や年収を確認するため、基本的に収入証明書の提出が求められると考えていいでしょう。
限度額によっては収入証明書が不要な場合もある
SMBCモビット以外は50万円以下の借り入れの場合は収入証明書の提出が不要であることがお分かりいただけたかと思います。突然の出費でもわざわざ収入証明書を探す手間が省けるので時間短縮にも繋がりますね。
・必要書類から確認する項目
続いて、必要書類を基にどのように審査項目をチェックするのかをご紹介します。「身分証明書なんて、氏名と年齢くらいでしょ…」と考えている方は、少し考えが甘いかもしれませんよ?
居住年数
居住年数は国民健康保険の提出で明らかになります。国民健康保険は市区町村から配布されるため居住年数が調べられるのです。居住年数は長ければ長いほど有利になりますが、だからと言って水増ししても審査でばれてしまうため注意しましょう。
収入
収入証明書の提出で月々の収入や年収に嘘がつけないのはもうお分かりいただけますね?しかし収入で大切なポイントは額よりも毎月安定した収入が得られているかどうかです。総量規制の対象であるサラ金でも50万円以内の借り入れであれば収入証明書の提出は不要なので、銀行カードローンに比べて審査に通りやすいと言えるでしょう。収入が少ないからと言って嘘の収入で申告すれば審査に通ることはほぼ間違いになくありませんよ。
勤続年数
勤続年数は収入証明書の提出で確認されます。勤続年数も審査に大きく影響している項目であり、半年に満たない場合審査に通らないことも覚悟してください。勤続年数は最低でも半年以上、3年以上あれば勤続年数は問題なしと言っていいです。その勤続年数ですが、源泉徴収票にはあなたが就職した日時が記載されています。そこから勤続年数がばれるため、嘘の情報は申告しないようにしましょう。
勤務先
勤務先は収入証明書の提出で明らかになります。また、勤務先に関しては申し込み者の情報が本当に正しいものかを確認するために、在籍確認の電話連絡が行われます。そのためそれだけあがいても勤務先は確実に嘘をつくことができないため、注意しましょう。SMBCモビットでは、web完結であれば電話連絡が行われません。ただし、必要書類の提出で勤務先を確認します。全ての項目に言えることですが、ご自身の申告した内容に責任を持てるよう、サラ金の申し込みには真実を伝えるようにしましょう。
必要書類の提出により、サラ金の審査には嘘をつくことができないことがお分かりいただけたかと思います。
サラ金の審査でこれ以外の項目でも嘘を就くことができないのでしょうか?以下の記事でも詳しくご紹介しています。
⇒サラ金の審査で嘘をつくとどうなるの?
・必要書類の提出方法
必要書類は店舗や自動契約機に直接提出することもできますが、インターネットでも提出可能です。携帯のカメラで撮影し、それをメールに添付して指定されたアドレスに送信すれば必要書類の提出は完了です。ほとんどのサラ金がWebからの申し込みを受け付けており、時間と場所を問わない利便性から、メールに添付して必要書類を提出する方法が人気です。