サラ金の審査にはどれくらい時間がかかるの?

時間

今すぐにお金が必要!という方も、サラ金の審査に通らなければお金を手にすることができません。審査の時間にできるだけ手間はかけたくありませんよね。今回はサラ金の審査にどれくらい時間がかかるのかをご紹介します。


目次

サラ金の審査にかかる時間はどれくらい?

サラ金は銀行カードローンと比較すると審査時間が短いと言われています。できれば審査を短くして即日融資を行いたいですよね。

サラ金の審査時間は30分以内

サラ金の審査時間は最短30分と言われています。しかし、審査の時間は人によって様々。審査時間は申し込み者の属性によっても異なりますし、申し込み方法によっても異なるのです。申し込み方法については、パソコンやスマートフォンなどでインターネットを利用すれば最も審査時間を短くすることができます。

審査に時間がかかる理由とは?

しかし「最短」30分と謳っているように、審査に時間がかかる人も多くいます。それは審査でチェックされる属性や信用情報が関係しています。これらの情報が審査基準ギリギリ、あるいは審査基準に満たない場合は注意深く確認するため時間がかかりやすくなります。次章では、審査でどのような項目がチェックされるのかについてご紹介します。


サラ金の審査方法!与信スコアリング

サラ金は与信スコアリングという審査方法が取り入れられています。与信スコアリングとは審査項目のことで、審査に通るか通らないかは与信スコアリングを総合的に勘案して決定しています。与信スコアリングは大きく分けて属性スコアリング信用情報スコアリングに分けられます。それぞれの項目について詳しくご紹介します。

属性スコアリング

① 収入

収入は、額よりも安定性を重視します。サラ金が嫌がるのは「延滞」や「返済不能」になる利用者です。申し込み者にそれを回避できる返済能力があるかどうかを収入で判断します。また、返済はほとんどの方が毎月行うものです。少額でも月々の収入が安定している方は審査に通る可能性が高くなり、審査の時間もグッと短縮することができます。

② 勤務先

勤務先は安定して収入が得られるかどうかを判断する情報の1つです。勤務先が大手企業または公務員の場合、審査で有利になります。サラリーマンや公務員と年収が同じでも自営業である場合は、それだけで審査では注意深く確認されることになります。勤務先でも審査時間が異なることを念頭に入れて審査に臨みましょう。

③ 健康保険証の種類

健康保険には国民健康保険中小企業の社会保険大手企業の組合保険公務員の共済保険の4種類に分けられています。健康保険でもランク分けされており、最も有利なのが共済保険、続いて組合保険、その次が社会保険となっています。国民健康保険は勤務先の証明にはなりませんが、本人確認の身分証明書として提示することができるため、持っていて損することはありません。

④ 勤続年数

勤続年数も収入の安定性を証明するための情報です。転職して3か月も満たない方は、それだけ収入も安定していないのと、いつ退職してもおかしくないと見なされてしまいます。審査の明暗を分ける勤続年数の目安は半年と言われています。反対に有利に働くのは3年以上です。3年以上勤続年数を積んでいる方はサラリーマンでも自営業でも問題ありません。

⑤ 雇用形態

雇用形態は正社員契約社員派遣社員パート・アルバイトと分類されます。審査に有利になるのは正社員ですが、派遣会社やパート・アルバイトであっても勤務先が安定していれば審査に通る可能性は高くなります。安定した収入が得られていれば、雇用形態がアルバイトでも審査にやたら時間がかかったり落ちたりすることはないためご安心ください。

⑥ 住居形態・年数

居住形態とは誰名義の家か持ち家か借り家か社宅か公営住宅かなどの分類方法になります。そのため中古か新築かなどは関係ありません。住居は申し込み者の信用を図るための情報になります。例えば、賃貸だったら簡単に逃げることが可能ですが、持ち家であればそうはいきませんよね。そのように考えると社宅も賃貸より審査に有利に働くと言えます。居住年数は長ければ長いほど審査に有利です。最低でも1年間は年数を積むことをおすすめします。

⑦ 家族構成

家族構成は、未婚か既婚か同居人はいるか 子供はいるかの3つの点でチェックされます。審査で見られるポイントは返済の履行具合です。最も有利に働くのは、最も自分のためにお金を使うことができる「独身家族同居」、続いて「既婚で子供なし」の家族構成です。子供の教育費や親の介護費は生活費を膨らませる要因として見なされ、サラ金の審査では有利に働きません。

信用情報スコアリング

属性スコアリングは申し込み者に対して「返済能力」を確認しましたが、信用情報スコアリングでは申し込み者の「信用」をチェックします。

① 他社借り入れ期間

他社借り入れ期間が審査では、長期間利用してくれる顧客になるかどうかを証明します。長期間利用すればそれだけ利息を支払うことになり、サラ金側からすれば利益になります。そのため他社借り入れ期間は短いよりも長い方が審査では有利に働くのです。

② 他社借り入れ実績

他社借り入れ実績はこれまで他社で何回借り入れを行ったことがあるかを確かめます。ここでも借り入れ回数が少なければいいというものではなく、初めての方よりも何回か借り入れを行ったことのある方がサラ金側は信用してお金を貸すことができると考えるのです。ただし4回も5回も借り入れを行っているようであればそれだけお金に困っていると見なされ、マイナス評価に繋がってしまうため注意が必要です。

③ 他社借り入れ残高

他社借り入れ残高は、総量規制の対象であるサラ金では非常に重要な情報です。サラ金は利用限度額が最高年収の3分の1までと見なされているため、既に他社から利用限度額ぎりぎりを借り入れている場合、新しく申し込みを行ったところから借り入れを行うことができないのです。どうしても必要な場合は総量規制対象外の銀行カードローンから借り入れを行うようにしましょう。

④ 他社借り入れ件数

他社借り入れ件数が3件以上ある場合、審査にかなりの時間を要し、審査に落ちる可能性が高くなります。借り入れ件数が多いということは1社から希望額を借り入れできないほど、信用が薄く、生活に困っているということと見なされます。利用していないサラ金があれば解約したり、おまとめローンを利用するなどして、借り入れ件数を減らす対策を行いましょう。

サラ金の審査についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
サラ金の審査まとめ